ハイブリッドワーク(ハイブリッドテレワーク) テレワークのための4つのワークプレイスのメリットとデメリット
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テレワークにはどこでも働くことのできる働き方です。
しかし、働くにあたって、セキュリティの注意のほか、目的に応じて場所を変えるべきで、そのための分類として、大きく4つに分類されています。
それらは、次の4つです。
1.自宅・実家・別荘・ホテル等のプライベート空間
2.パブリックな空間。コワーキングスペースやサテライトオフィスなど、仕事のためのスペースで、社外やフリーランスなどのさまざまなワーカーが利用する点でパブリックです。
3.移動中の空間。新幹線車内や空港の待合室、喫茶店やカフェなどです。不特定多数が回りにいる空間です。
4.従来からのオフィス。
まず、これらの4つのワークプレイスのメリットとデメリットがあります。
プライベート空間・プレイベートワークプレイスですが、メリットは通勤時間がありません。無駄な時間が節約できます。またオフィスでよくある割り込みがありません。一人仕事に集中できます。そして、家族との時間が長くとれます。心のゆとりが生まれます。
一方、デメリットは日本の狭小住宅です。狭いため閉塞的で気分転換がしづらい点、家族も在宅ワークやリモート授業などで在宅の場合居場所がないとか、あっても会議の声が漏れる、あるいは聞こえてくるという音の問題があります。また、疎外感や同僚とのコミュニケーション不足、運動不足などのデメリットが指摘されています。
2つ目のパブリック空間のメリットは、外部と情報交換ができることです。日頃の同僚とのコミュニケーションでは得られない閃きや気づき、さらには新規の商品・サービスにつながるオープンイノベーションにつながることもきたいできます。クリエイティビティが高い空間です。デメリットは、パソコン画面をロックせずままの一時離席やパソコン画面ののぞき見、web会議や電話からの情報漏洩です。
3つ目の移動中の空間では、メリットとして隙間時間の活用、対応の即応性などです。デメリットはパブリック空間と同様情報漏洩です。
最後に、従来のオフィスですが、メリットは何よりもフェイスツーフェイス・対面のコミュニケーションです。同僚との情報交換、ブレーンストーミングなどのクリエイティビティの高い会議、部下の教育などを行うのに適したワークプレイスが対面のオフィスです。
また、デメリットとしては、通勤時間、固定したメンバーによる閉塞的な情報交換、外部人材との非接触性です。
テレワークは、どこでも働くことができますが、リアル空間での働き方とテレワークを組み合わせるなど4つのタイプを意識しながら組み合わせることが大切です。
最近では、リアルとテレワークを組み合わせるハイブリッドワークが注目・提唱されています。
4つのワークプレイスを組み合わせる働き方がハイブリッドワークと言えます。
2021.09.11