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常態化へ進むテレワーク -在宅など恒久化8割 日経調査、働き方改革上位にソニーから-

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昨日2021/11/04 18:00の日本経済新聞記事「在宅など恒久化8割 日経調査、働き方改革上位にソニー」
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2041C0Q1A021C2000000/)
ば、場所にとらわれない働き方(テレワーク)が一般化の方向にあることを報道しています。

在宅勤務やウェブ会議などを利用したスマートワークを8割で常用化し、副業も4割で解禁。

企業全体のパフォーマンス向上には不明な点、人材管理に課題が残っているともしています。

ただ、自由度の高い働き方は人材交流によるイノベーションも期待しているようです。

日経新聞は、同記事で企業をランキングしています。評価は「人材活用力」「イノベーション力」「市場開拓力」の3分野で構成され、スマートワークの意義を示し、大企業21社が★5点で、トップグループにランキングされています。紙面から評価方法の詳細は不明ですが、日本社会が全体がスマートワークの方向に進んでいることがわかります。またこうした評価をする動きそのものが、社会がその方向に進んでいることを示しています。

テレワークが後戻りできない働きになっていることがこの記事は示しているように思います。

メールと電子契約の関係 テレワーク普及に欠かせない技術

DX インターネット社会 テレワーク

今のテレワークを取り巻く状況は、今から30年前のことですが、1990年代のパソコン1人1台キャンペーンに似てきたように感じます。テレワーク推進に弾みがつきだしたように思うのです。当時は、インターネットはまだ無く、パソコンで少しずつ仕事をするようになってきた時代です。パソコン=オフィスソフトです。

会議資料の作成にWordを使ったり、データの整理にExcelを使うようになった時代なのです。OA(オフィスオートメーション)とも呼ばれました(TCP/IPではないですが言わばイントラネットです)。まだプレゼンスタイルで会議を進めるという発想はなく、Powerpointの出番はありません。

各地で一人1台を推進するセミナーがありました。課題は、今と同じで、「資金」と「リテラシー」です。パソコンを使うリテラシーです。キーボードが使えない世代でしたし、そこが注目されました。今も使えない人はいるはずですが、もう言いません。情報デバイや情報リテラシーという言葉がはやりました。

いつ頃、一人1台キャンペーンは終わったかのか?・・・考えれば、多分メールです。ファックスから徐々にメールに移っていく過程で、このキャンペーンは終わったと思われます。メールのやり取りが早くて便利だからでしょう。

私もその一人ですがテレワーク普及キャンペーンを展開する現在、やはり、企業は資金の不足を訴えます。また、変化を嫌う、リテラシー問題を指摘します。テレワークリテラシー、ビデオリテラシーなどが問題になっています。加えて、今回はコミュニケーション問題が加わります。

しかし、問題はあっても先に進んだのが、1人一台キャンペーンでした。

前回のメールに該当するものは、今回なんでしょうか?

テレワーク営業は一般的になってきていますが、B2B間のハンコ文化問題とも言われている電子契約などの技術革新がブレイクスルーなのかもしれません。

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