進む不動産業界のテレワーク

DX インターネット社会 テレワーク

不動産業界のデジタル化(デジタイゼーション、デジタライゼーション)とはどのようなものでしょうか。
賃貸物件の仲介では、早くから仲介物件のウェブ化が進んでいました。それまで大家・仲介業者が広告として賃貸専門の雑誌に掲載依頼していた物件情報を、web化する形でデジタル化が進みました。web化された物件情報は賃料、広さ、間取り、最寄り駅、駅までの時間、築年数などさまざまな要素で検索が可能になり、利便性が一挙にアップしました。

今日では賃貸仲介では一般化し、さらに4G化で静止画の物件写真は動画情報に転換しています。実際の内覧に取って代わるレベルまでに達しています。最近では実物を見ずに契約するケースも増えています。

販売物件でもコロナで一挙に進んでいます。賃貸物件と同様に動画による物件情報をWebで伝えています。また販売の場合、高額になるためセールスパーソンは見込み客に個別に自宅から営業しています。特に中古物件の場合は、購入希望者は細部の様子が気になるので、そうした場合セールスパーソンが現地からカメラで映し出し、不安を解消するサービスも展開しています。

このようなテレワークによる自宅からの物件の説明や現地からカメラを使った営業スタイルはまさにテレワークです。こうした努力で不動産業界のテレワーク導入率が上がっているものと思われます。

その他不動産業界では、資産管理など現場からテレワークで直接管理データベースにアクセスし業務を遂行しています。またその結果として直行直帰を実現しています。

いずれにしましても、2021年にどこまで定着していくか注目したいと思います。

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