メールと電子契約の関係 テレワーク普及に欠かせない技術

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今のテレワークを取り巻く状況は、今から30年前のことですが、1990年代のパソコン1人1台キャンペーンに似てきたように感じます。テレワーク推進に弾みがつきだしたように思うのです。当時は、インターネットはまだ無く、パソコンで少しずつ仕事をするようになってきた時代です。パソコン=オフィスソフトです。

会議資料の作成にWordを使ったり、データの整理にExcelを使うようになった時代なのです。OA(オフィスオートメーション)とも呼ばれました(TCP/IPではないですが言わばイントラネットです)。まだプレゼンスタイルで会議を進めるという発想はなく、Powerpointの出番はありません。

各地で一人1台を推進するセミナーがありました。課題は、今と同じで、「資金」と「リテラシー」です。パソコンを使うリテラシーです。キーボードが使えない世代でしたし、そこが注目されました。今も使えない人はいるはずですが、もう言いません。情報デバイや情報リテラシーという言葉がはやりました。

いつ頃、一人1台キャンペーンは終わったかのか?・・・考えれば、多分メールです。ファックスから徐々にメールに移っていく過程で、このキャンペーンは終わったと思われます。メールのやり取りが早くて便利だからでしょう。

私もその一人ですがテレワーク普及キャンペーンを展開する現在、やはり、企業は資金の不足を訴えます。また、変化を嫌う、リテラシー問題を指摘します。テレワークリテラシー、ビデオリテラシーなどが問題になっています。加えて、今回はコミュニケーション問題が加わります。

しかし、問題はあっても先に進んだのが、1人一台キャンペーンでした。

前回のメールに該当するものは、今回なんでしょうか?

テレワーク営業は一般的になってきていますが、B2B間のハンコ文化問題とも言われている電子契約などの技術革新がブレイクスルーなのかもしれません。

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