シェアオフィス サテライトオフィス コワーキングスペース オフィスの分類
テレワークから見たオフィスの分類
シェアオフィス
オフィスを、空間として、分割し、複数の企業・団体・個人で共同利用するタイプである。
分割には、パーティションなどが利用されるので、音漏れなどがある。パーディションには鍵がかかり(上部空間は空隙があるので、乗り越えることができる)簡易なセキュリティが確保されているシェアオフィスもある。
逆にパーティションもなく、机・本棚・ストックスペースが専有化されているだけのオープンなシェアオフィスもある。
サテライトオフィス
サテライトオフィスは、企業・団体等から見て、本社・支店等よりも規模も小さく、該当者がワークするための最低限の機能・スペースを有するオフィスを言う。テレワークでは、本来の勤務地(本務地)ではなく、 自宅と本務地の間に設けられたオフィスを言う場合と、従業員のリフレッシュや雇用の確保から、地方に設けた同様のオフィスを言う。後者の場合、従業員は移住を伴う。現地採用する場合もあるがマネジャーは通常移住する。したがって、都市型サテライトオフィスと地方型サテライトオフィスに分類できる。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは特にフリーランサーが働く場である。喫茶店にパソコンを持ち込んでワークするフリーランサーも多いが、コワーキングスペースは、利用料はかかるものの、仲間作り、情報交換などの目的でも利用されている。
コワーキングスペースは、日本全国に350箇所以上あると言われている。
テレワークセンター
利用の方法は、サテライトオフィスと同様であるが、サテライトオフィスが民間企業・団体の設置に対して、テレワークセンターは公的な施設である。長期から短期の契約を必要とするタイプから、1日だけの利用が可能なタイプなど多様である。
オフィス空間は、シェアハウス型の独立タイプからコワーキングスペース型のオープン共用タイプまで、こちらも多様である。
2016.02.23